あなたがそこにいてほしい

とりあえず、最新作でも紹介しようかと



曲はPink Floydの「Wish you were here」です。
動画自体はたいした事やってないです。
ちょいちょいとアイマス2PV1を切り貼りして、速度調節して、古いフィルムっぽくしただけ。
まぁ、PVPなら誰でも出来るレベルの事しかやってないです。


けど、色々語りたいことがあるんでgdgdな上にチラ裏レベルでもよければ続きから



とある所に、シド・バレットという一人の天才がいました。
その男は、ピンク・フロイドというバンドに参加し、その音楽性が一躍注目を浴びました。
しかし、LSDやストレスで精神の平衡を失いバンドを脱退。ソロアルバムも出しますが、2枚出した後完全に隠遁していました。


さて、ピンク・フロイドはシドが脱退した後、『原子心母』『おせっかい』『狂気』と名作を発表。
しかし、次作のレコーディングに行き詰っていました。
『狂気』で燃え尽きてしまったり、長期休暇でバンドが解散状態だったり、レコーディングに機材の関係で失敗したり。


そんな中、スタジオにふらっとシド・バレットが現れました。
ただ、ストレスで過食症となって丸々と太り頭も上げあがってしまい、
バンド在席時の面影はまったくなく、バンドメンバーも気づかないぐらいだったとか。
しかも、シドはまだバンドのメンバーだと思い込んでおり、「どのパートのギターを弾こうか?」と聞いてきたそうです。
これにいたたまれなくなって、当時リーダー格だったロジャー・ウォータースがスタジオから飛び出していったそうです。


その後、ピンクフロイドは『炎』『アニマルズ』『ザ・ウォール』と名作を発表しますが、バンド内に亀裂が生じメンバーが分裂。
シドは公の場にまったく出ることなく、2006年に死去。


今回、使った曲はシドへ歌った曲です。
まさしく、「あなたがここにいてほしい」というわけです。
それに合わせた動画は、アイマス2PV1。
ステージで踊っているのは9人。
竜宮小町組と律子は、そこにはいません。
アイマス2はすでに発売されてますが、動画を作ったときにはまだでした。
けれど、少なくともあの4人はプロデュースすることができないのです。


プロデュース不可の情報が流れた時、まっさきに思いついたのはこの曲でした。
ただ、この曲は背負ってる思いが大きすぎるのと、当時の雰囲気の中この曲を使った動画を上げるのは嫌だな、と思いました。
自分も平静を装っていましたがそれなりに動揺してましたし、自分の中で気持ちの整理が出来たら…と思ってました。
それに、誰か、この曲で作ってくれないかな、という気持ちもあったのは事実です。
ニコマスPとしては当然新参でしたし、動画はお世辞にもセンスや技術があるとは言えません。
もっと、他の人ならうまく作ってくれるはず、と。


まぁ、今の今まで誰も作らなかったんですけどね。


アイマス2も発売直前となって、急いで作りました。
まぁ、案の定伸びる訳もないです。
こんなネガティブな動画(しかも、洋楽)をこの時期にだした上に、動画自体がうまいわけでもなく。


まだ、色々事情あってアイマス2はプレイできてません。
正直、複雑な気持ちです。


よく分かったのが、アイマスが好きなんじゃなくて、律子が好きなんだなぁ、と。