18話

ネタバレというわけじゃないけど、以下格納。




18話の律子回最高です。
まずは、アニマス関係者にお礼を。


で、何を語るかといえば、
「律子は対戦車自走砲である」
ということです。


貴様は何を言ってるんだという方は酔っ払いの戯言だと思って聞き流してくだしあ。


アイマスのゲームの中でVi、Vo、Daと三つのパラメータでアイドルは基本的に評価されます。
アケ・無印では律子のスペックはそれはもう鬼のような高さを誇っています。
その反面、早熟型の能力成長にくわえ殆どツンしかないコミュと特徴的な容姿。
当の本人も「マニア向け」だの「自分は寸胴だ」と言っちゃう始末。
しかも、コミュでは散々気が強い所を見せるのに、大事な所で弱い所を見せたり。
持ち曲は「魔法をかけて!」や「いっぱいいっぱい」みたいな乙女趣味丸出しの曲ばかり。
持ち曲以外を歌っても、きっちり歌いこなして良くも悪くも律子の曲にしてしまうのは流石というべきか。
どう頑張っても、一般的に受けるようなアイドルではありません。


そんな、アンバランスな所が対戦車自走砲と被るわけです。
戦車を狩るために積まれた車体サイズに合わない大口径の火砲。
火砲のため、犠牲になった砲塔や機動力や防御力。
犠牲になった機動力や防御力を、運用でカバー。
そして、マニア向け。
そういうところが、何か律子と似てる気がするのです。


さて、割と置いてけぼりになりましたね?


で、18話です。
何というかね、アイマス2で欲しいと思ってた所をきっちり作ってくれたなと。
言ってしまえば、アイマス2で律子がステージに立つのは、
(元アイドルとは言え)「代打、俺」と気軽言えるものではないのに、気軽に出来てしまうのが引っかかっていたのです。
ここら辺は、前に記事書いてはいるので詳しくは書きませんが、
要は自分をごまかしていた(もしくは脳内補完)していた部分であるのです。


それが、アニマスという形ではあるもののきっちり見せてくれたというのは、
言ってしまえば、俺がアイマス2素材で律子動画を作る免罪符足りうるものであるということに他なりません。
もちろん、アニマス自体に文句が無いわけではありませんが、
少なくとも律子派として18話は素晴らしい物であることに相違はありません。


で、話を戻すと。
18話での律子を非常にアンバランスな子として描いてくれてるのが、嬉しくて嬉しくて。
レッスンで鬼軍曹な所見せたり、美希に代打を頼んじゃったり、リハでプレッシャーに負けたり、本番でガチガチだったり、ライブ後鬼軍曹に戻ったり。
そして、(赤羽根)Pに「その時はプロデュースお願いしますね?」と聞いちゃう当たりとか!
本番のライブは詳しく描かれてませんが、(本番4日前から用意して)恐らくきっちりこなしたんだろうなぁと思えるスペックの高さ。
後は、あずりつのホットラインとか覚醒(とここでは表現しちゃいます)美希とのやりとりとか、語る所は多いのですが。


と、ダラダラと酔っ払いの戯言を書いてきましたが、最後に。
昔から、「眼鏡とおさげは拘束具」等といわれてきましたが、
個人的に眼鏡とおさげ(ないしはエビフライ)を抜いたら、ただの面倒な子になってしまうと思うのは俺だけでしょうか?
容姿に何故かコンプレックスを持っている変な自信の無さが、律子が律子たる所以ではないでしょうか?


そんな感じで、まとまりも無く終わる。